2011/12/31

大晦日。

 

無事に事務所の掃除も終わって本年度の業務終了しました!

いろいろありましたが

2011年もあと数時間。

おかげさまでここ何年かはずっと刺激的すぎる日々を過ごさせていただいております。

すべてが大きなひと続きになってる気がして

振り返ったら止まっちゃう気がするのでやめにしときます。

みなさま本当にお世話になりました。

よいお年をお迎えください!!

来年は年男! 

なんかロックでやんちゃでピュアなおもしろいことできたらいいなって!



タツミコウゾウ

2011/12/29

「SHARE シェア」を読んで。

 

先日読み終わったのですが
シェア(NHK出版 レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース著)
という本を読んで
庭をつくるものとして思ったことが
あったので書いてみたいと思います。

まぁ詳しい内容はベストセラーやと思いますし
ボクなんかよりずっと上手に書いてる人がたくさんいるので
ここでは省かせてもらいますが
なかなかおもしろい本でしたよ!

ボクはこの本を読んでて
二つのことが浮かんだのですが
それを。

まずひとつは
植木をシェアできないものか?
たぶんあちこちで
じぶん家の庭の木がいらない人や
増築やガレージにするので処分せざるえなくなった人と
木が欲しくて植えたいけれど
高くて買えないという人がいる。
いる人といらない人が直接つなげれたら
簡単なんやけど、なかなかそれは難しい。
そこでボクらが繋ぐことができないのかなって。

植木のいらなくなったAさんの家から依頼を受けて
プロの目で判断して移植できて需要がありそうなものを
畑の専用スペースの移植する。
Aさんは発生するのは手数料とかそれくらいでほとんどお金はかからない。
その植木をネットに掲載してたり
畑に誰でも見にこれるようにしておく。
植木が欲しかったBさんはAさんの植木が気に入った。
Bさんは移植にかかった費用+手数料でその木をシェア(?)することができる。

そんな感じで植木とか石像品をシェアできないもんかなぁって。
ちょっと考えたらわかることでも
需要と供給の問題とかシステムの問題とか移植費の問題、儲からないやろ問題等々。
なんかええ知恵ある人は教えてください(笑)


もう一つこの本を読んでいて思ったことが。
じつはボクらの仕事って車社会の発展にすごく影響をうけてきた仕事なんです。
車の所有台数と庭のスペースは反比例します。
車が一家に一台だった時代から
今は二台分の駐車スペースをつくるのが当たり前に。
そのスペースをつくってしまうと
庭のスペースはほとんどないというのが関西のほとんどの住宅の現状かと。
この本にも書いていますが
これからの大きな流れで考えると車は所有するものからシェアするものに
変わっていく。つまりリースですね。
何年後、何十年後には車社会に新たな大きな変化が起こる。
どんな車を所有しているかはある種その人を象徴するものだった時代から
これからはどんなふうに車と付き合っていくかがその人を表すようになってくるだろう。

つまりなにが言いたいかというと
大きな変化が起こったときに
車が二台から一台そして所有しないものになったときに
その駐車場だったスペースを人々はどう使うのかということです。

もともとのようにつくばいのあるような庭をつくるのか?
そんな簡単じゃないですよね。

そのときにボクら庭をつくるものたちが
どんな提案ができるのか?
庭をグリーンを車にかわる新しいその家族の象徴となるような仕事ができるのか?
時代の先端をいくひとにボクらは選んでもらえるのか?

しっかりしなくては
家庭菜園やソーラーみたいなものに
全部そのスペースをとられてしまいます。

近い将来ボクらの業界には
きっと大きなチャンスがあると思います。
今のままではものにできません。
しっかりそのときに備えないと。

町を歩いて想像してみてください。
今、車がとまってる場所が
緑いっぱいの庭があったら。
どんなに素敵やろって。
そんなこと考えるだけで
ワクワクしてきます!
そして最近は
勝手に人の駐車場をみながらデザインしてしまう日々でした(汗)

長くなっちゃいましたが
「シェア」の本を読んで
そんなことを思ったのでした。


大阪八尾の庭師
GREENSPACE CO.LTD.

2011/12/27

リンク。

インターネットの一番おもろいところは
リンクできるということだろう。
リンクすることでいろんな人と人、コトとコトが
つながることができる。
どんどん無限に広がっていくことができる。

昨日伺った荒西さんと野澤さんの
ブログにすごくうれしいことに
ボクらのことを書いてくださって
リンクしていただきました。

「6 rock」荒西さん

「poncrafts」野澤さん

「居七十七」野澤さんの奥様


もうひとつ!
荒西さんと野澤さんと出会うことができた
「musubiのカフェ」のHPが!

みていただけるとわかるのですが
「くりえいてぃぶ」ってとこをクリックすると
ここの仕事の関わった「くりえいてぃぶ」な人たちの中に
ボクら兄弟も!!

こんなふうに
建築家さんや家具職人さんやイラストレーターさんと
並んで紹介していただけるような仕事をしたいと
ずっと目標にしてきてることですし
もちろんこれからもそんなふうな仕事との関わり方をしていきたいです!!

庭師でも植木屋さんでも作庭家でも
呼ばれ方はなんでもいいのですが
いろんなデザイナーやクリエイターの方々と
対等な立場で仕事ができる
庭をつくってる辰己兄弟でありたいと
思ってますし、絶対にそうならないといけません。



大阪八尾の庭師
GREENSPACE CO.LTD.

「6 rock」と「居七十七」へ @篠山

本日は雪がちらつくなか
musubiのカフェの仕事で知り合った
荒西さんと野澤さんのお店に遊び(?)にいかせてもらうために
ジローと篠山へ。

まずは
荒西さんの「6 rock」へ

野澤さんとこもそうやけど
古民家をじぶんで改装されていて
すごくかっこいい空間に。

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家具だけではなく荒西さんがディレクションされたいろんな商品がたくさん!
なにからなにまで面白いしかわいいし素敵すぎです。

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(荒西さんの家具とジロー)

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(この子供用の机と椅子もカワイイ!)
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(いろんな場所に「6」が!!)

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荒西さんの仕事に対する考え方や
暮らし方や生き方なども
ゆっくり聞かせてもらったり
ボクらの作品をみてもらったり
ものすごく楽しい有意義な時間でした!!

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(荒西さんの愛犬。ちょっとあやしいボクらに警戒してる!?)

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(荒西さんと辰己兄弟。)


そしてもう少し篠山の奥のほうにある
野澤さんの「居七十七」に
どんどん雪が多くなってくる中
ビビりながら。。。

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(店内からのサイコーに素敵な雪景色。)

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(ええなぁ暖炉。)

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奥様も一緒にゆっくりお話をさせていただきました。
そしてボクらの作品も。
なんかこういう風にしながら
いろんな人にじぶんたちがどんな仕事をするのか
どんな風に仕事をしたいのかを
伝えさせてもらって感想聞かせてもらって
それで口づてでへんな兄弟が庭つくってるって
徐々にひろがっていけたら
うれしいしそれがボクらの理想です。

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(お店には野澤さんがつくられた漆器や木工品などがたくさん。)

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(デットストックのタイルも!)

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(素敵なエントランス。)

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(野澤さん夫婦と辰己兄弟。)

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(となりにある工房であるpon crafts

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帰るころには
日も暮れて。。。
どちらのお店にも二時間ずつくらい長居させていただきました。
いろんな話聞かせていただいたな。
ホントお忙しいのに
ゆっくりさせていただきまして
荒西さん、野澤さん ありがとうございました。

こんなボクらですがまた行かせてくださいね。。。!!!
篠山サイコーでした!!!



大阪八尾の庭師
GREENSPACE CO.LTD.