2010/10/30

大隅安広刃物店へ

 本日は雨そして予定されていた打ち合わせが急遽中止になったので
前から行きたくて電話だけして行けてなかった
京都の「大隅安広刃物店」へ。




いろいろハサミの話や仕事の話、共通の知り合いなどなど
お茶と饅頭もいただきゆっくり話をしてくださいました。

今、注文しても2カ月待ちということでしたが
弟とわらび手を二本お願いしてきました。
すごい楽しみです。
ちなみに豊藏さんと同じモデルとのことです。

たくさんの刃物を前にすると
すごく興奮するのはなぜなんでしょうね。。。
カッコイイですよね。



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2010/10/28

庭師とエコ

 今日は雨なんで久しぶりに
思ったことをつぶやいてみます。

ここ最近、年に何度か
いろんなメーカーさんなどから
エコな家をつくるのでそのコンセプトにあわせた
庭や外構のプランをつくってという依頼があります。

そのたびに頭を悩ませてきました。
「エコ」「環境にやさしい」「サスティナブル」などなど
考えれば考えるほど
自分のつくるものとは矛盾だらけ・・・。
まず前提としてボクは
エコな庭とか環境にやさしい庭をつくるということを
メインというかそこまで重要に考えてないというのがありますが。

自分の中でエコな家問題(?)で
どんなものを自分は提案できるのか
それに対して自分の中でなんとなく
イメージができてきて
その庭なり外構をみた人が
それを通して
エコや環境というものを
喚起させることのできるものをつくれればと。
そのものは矛盾を孕んでいたとしても。
土や緑や石や自然や山や川を
思い出させるものをつくればええんかなと。
「風が吹けば桶屋がもうかる」的に
つながっていくんかなぁって。

ただボクらのつくった空間は
エコでもないし環境にやさしいとは思えません。

「庭はエコなのか」
「庭は環境にやさしいのか」

新たになにかをつくりだすのに
一番最初に「エコ」や「環境」を売りにするという行為に
憤りを感じてしまいます。

「屋上庭園」や「壁面緑化」
をすると地球にいいからと
増やしていこうとしている人類のことを考えると
少し気持ち悪くなってしまいます。

地球の環境のために必要なのでしょうか?
高いビルの屋上の庭園、ビルの壁の緑化。
見えないところで軽い土いれて、根鉢をワイヤーで固定して。

なんの疑問をもたずに環境にいいといわれているから
という人が多すぎるような気がします。

パトリックブランのような壁面緑化はすごくわかります。
単純に美しいからカッコいいからする。
という行為はすごくしっくりくるのですが。

この前、ニュースをみてて思った。
里山が整備されなくなって
クマが人間の住む場所に降りてきていると。
里山は山と人里の緩衝地帯の役割をはたしていたらしい。
だから前まではクマは食糧が少ない時は
その里山に出没していたらしい。
でもそれがなくなりいきなり今は人の前にあらわれる。

でもボクらが提案するもの希望されるものは
最近ますます「里山」のような雑木林の庭が。

本当の里山や森がなくなって
住宅地の庭に里山をつくって
ビルの屋上や壁を緑で覆って森をつくる。

エコ・環境・サスティナブル
もっとしなくてはいけない場所があるんでは。

儲かったらそれでええんかなぁ・・・。
聞こえがいいものばかりです。

なんなんかなぁ。。。

まとまりませんね(汗)


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鎌倉・箱根の旅

先週の23日の土曜から25日の月曜日まで
鎌倉と箱根へ家族旅行に!

(江ノ電です。)

(江ノ電からの景色。)


(しらす釜めし)

(鶴岡八幡宮)

(鶴岡八幡宮)


家族と別行動でひとりで
行きたかった瑞泉寺へ。

瑞泉寺











(瑞泉寺からバス停へ行く途中の景色)

(鎌倉の大仏)




神奈川県立近代美術館にて





趣味の朱印です。




箱根は旅館の温泉でゆっくりして
最終日は
箱根登山鉄道そして箱根ロープウェー
そして芦ノ湖の海賊船
いくつもの乗り物を乗りついで
箱根を周遊するコースでしたが
残念ながら天気が悪く
登れば登る程
霧でほとんど何もみえないという残念なことに・・・。
箱根はまたゆっくりと来たいです。

仕事の地下足袋以外は
全部下駄という生活をして
一か月が過ぎました。
もちろんこの旅行もずっと下駄。
ボクは歩くのは好きですが
長い距離を歩いたらさすがに足が痛くなりますね。
気づいたらかかとの部分にタコみたくなって
かなりかたくなってきました。
人のカラダってすごいですね。

鳥取にいけなくて残念でしたが
久しぶりの家族での楽しい旅行でした!



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2010/10/25

「プチ庭じゃPAN 庭ってなんですか?」


「プチ庭じゃPAN 庭ってなんですか?」
in倉吉

共同作業で感じる
ヒトとニワと○△□
ついでに倉吉も感じてみてください。
「長い間放置され続けていた武家屋敷の庭(江戸後期に作られたといわれる)を皆様の
手を入れること(剪定、そうじ等)により、庭にする作業。」

参加してきました。

朝5時に萬葉のトモユキくんと甲田くんと大阪を出発

ちょっとしたトラブルに見舞われ(旅にトラブルはつきもの)
お昼の1時に倉吉に到着

30人近くの庭師さんたちが集まって作業をしていたので
午前中で剪定は終わったそうで
僕たちは午後の掃除からの参加です。








掃除もあっという間に終わりました。




作業終了後近くのお庭を見学に
壁の色がとってもキレイ







夜は宴会

ヒトとニワと○△□の
「○△□」にはいる言葉をそれぞれ発表

旅館に帰って明け方まで熱い話を

未熟者の僕は聞いていることがほとんどですが
すごいパワーをいただきました。



次の日は、朝ごはんを食べて

三徳山投入堂へ






小雨がパラパラの天気で
僕は地下足袋だったのでOKだったのですが
スニーカーの人はすべるので藁草履を購入しなくては
入山できないそうで
僕もせっかくだから藁草履で登ることに



かなり険しい山道



岩をよじ登ったり(くさり阪)
根っこにしがみついて登ったり(かずら坂)して


一つ目の文殊堂に到着
眺めはすごく良いのですが
なぜか柵がなく怖い


さらに登って
地蔵堂、鐘楼堂と進み
観音堂に

写真ではわかりにくいのですが
この観音堂、不思議な佇まいですごく良い感じ

でこの観音堂を過ぎると



どーーーんって感じで

投入堂が
感動です。





写真では足元の感じとかはわからないです。
実は見学している僕たちもすっごい崖の上で見学しています。

投入堂ってどうやってつくったんだろう?


「建造時期については、様式上平安時代後期と言われてきたが、
確実な史料がなく、修験道の開祖、役小角が
その法力でもって建物ごと
平地から投げ入れたという伝承が語り継がれていた。」ウィキペディアより

僕はこのお話、すごく納得できます。
なんか良いですよね!!



最後にみんなで記念撮影です。
(写真欲しい方はメールください。)

皆さんほんとうに楽しかったです、ありがとうございました。

そして
主催者の大先輩の方々
お疲れ様です。また勉強させてください。


おまけ
石庭ケーキ!!

 

おまけ
古川さん(m28e)の背中には「庭」の文字が、、、かっちょいい


おまけ
一景さんに法被を見せていただきました。
法被欲しいなあ


おまけ
前列左からおいら、庭譚の竜樹くんとユウスケ君
庭職一景の中村さん
前列右、トモユキくん、愛知の谷山庭苑の谷山さん


おまけ
左から
m28eの古川さん
キタタニ君
庭譚の橋本さん
おいら
造園 武の武村さん


おまけ
○△□について語るやまぎわ夢創園のやまぎわさん



おまけ
今回の主催者、川部さん
ほんとうにお世話になりました。
ありがとうございます


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