2013/09/30

「ニワ・プラス・トショカン~Ⅰ」後記  @奈良県立図書情報館

 昨日の29日は
奈良県立図書情報館
告知させてもらってました
「ニワ・プラス・トショカン
庭でニワを語る~Ⅰ」が
ニワプラスにとっては
記念すべき10回目のイベントになりました!!
(正直10回も続くとはまったく思ってもみませんでした^^;)

テーマは
「図書情報館の新たな試み。
庭でニワを語り
新たなコミュニティーについて考える
アウトドアフォーラムです。」
というもの。

第一回目のゲストは
木津川アートのプロディーサーでもある
佐藤啓子さん
ファシリテーターは
この企画の中心である
ならそらの山本あつしさん。
コメンテーターで
ニワプラスのボクらって感じです。

この図書館で続いていく
イベントは庭のプロ向けというわけではなく
誰もが庭をつうじて楽しめるものになっております。
そのへんをもう少しうまく伝えなればいけなかったというのが
ニワプラスのひとつの反省点ではあります。

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(ニワプラスメンバーは早めに集まって佐藤さんに用意していただたサプライズであるケーキや紅茶などの準備の手伝いを。)

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(まずは図書館のなかで佐藤さんのお話を聞かせていただきました。)

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(相変わらずの三人です。。。)

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(佐藤さんが20年間イギリスの庭を巡られた写真をみせていただきながらのお話です。
伝統的な庭からガーデンショーから一般の人の庭まで)

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(後半戦は図書館に庭に場所をうつして。まずはみんなで散策。)

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(飼ってためてある草の上にのって喜ぶうちのワルガキとそれをとる嫁さん。。。)

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(場所を決めて参加者にはサプライズのティーパーティーのはじまりはじまり♪)

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(参加してくださった人にも手伝ってもらいながら!)

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(看板も!)

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(ケーキも美味しそう。)

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(グラスやテーブルクロスなども佐藤さんが。)

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(みんなでつくった場所でケーキと紅茶をいただきながらスタート!
なにもなかった場所がこんな素敵な空間に早変わりって感じでした。)

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(後半戦は参加者みんなで話に感想なども交えながらまったりと。
気候も風もちょうど心地よくて最高でした!)

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(もちろんこの企画の中心である情報図書館の乾さんです。)

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(最後は恒例の集合写真!!!)

13時からはじまって
日が暮れる17時過ぎまで
あっという間の素敵な時間でした!!

イギリスに旅行して
チェルシーフラワーショウや庭を巡ったのが
もう10年くらい前
佐藤さんのお話を聞かせてもらって
また行きたいなぁって。
(そういえば前のHPには
その旅行記みたいなんを掲載していたような。。。)

佐藤さんはほんとバイタリティー溢れるかたで
人や庭に対する愛もたくさんあって
イギリスの庭の文脈などを改めて話をきけて勉強になったし
なにより、庭でケーキと紅茶を飲むことが
こんなに気持ちいいことやってことを教えていただきました!!
楽しいってなにより大事ですね。

最近ボクがこのブログででも書いてることかもしれないですが
いろいろ考えてることのすっごいヒントになるような
ニワプラスでした!!

ちなみに次の
ニワ・プラス・トショカンⅡは
10/27(日)で
ゲストにランドスケープデザイナーの
ハナムラチカヒロさんをお迎えします。
先日、打ち合わせさせていただいたのですが
ハナムラさんもかーなりおもしろい人ですよ!!

図書館の庭で会いましょう。


写真:MONKY DESIGN TEAM 山田くん


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2013/09/28

「晴耕雨読」

 今週も現場作業にプランニングに打ち合わせ
そしてイベントの段取りや打ち合わせなどなど
今までではなかなか想像できないくらいの
慌ただしい毎日を過ごしております。

ボクは子供の頃から
「耕造」って名前があんまり好きではなく
いかにもこの「耕」って字が
農民っぽいというか(農民の人すみません)
都会的ではなくて嫌でした。

ただ最近は
名前が人をつくるのか
人が名前に近づいていくのか
この「耕」って漢字は
じぶんっぽいのかなそんなに悪くないなって思うようになってきました。

「耕」がはいってることもあって
ボクの好きな言葉に
「晴耕雨読」というものがあります。

晴れた日は田畑を耕し、雨の日は家で読書を。
世間のわずらわしさから離れて、心穏やかに暮らすこと。
みたいな意味だと。

もちろんまだ世間から離れることも
そんなに心穏やかに暮らすことも
未熟なボクにはまだまだできませんが
すごくこの
「晴耕雨読」というものをじぶんの中でイメージしていて

「晴」つまり調子がいいときも
下を向いてもくもくとじぶんのすべきことして
「雨」つまりなにをやってもうまくいかないときこそ
しっかり本を読んだり人に会いにいったりして
じぶんの足元をみつめなおしたり固めることを
大事にしたいなって。

たぶん6年ほど前
今までしていたいわゆる外構工事中心の仕事をやめたとき
まったく仕事がなく
ほんとどうしようかという日々でした。

今、考えるとそのときに
事務所で本を読んだり、おもしろいと思った人に直接会いにいったり
興味のあるトークショーに行ったり、映画をみたりと
たぶん人がみたら毎日さぼってるようなことが
すごくプラスになってるんやなぁって。
サボるっていうのは忙しいときにできるもので
暇なのにサボるっていうのは
苦しくてツラいもんです。

すべての人にはあてはまらないと思うけど
その時に安易に暇やしお金もないし
日当をもらうために誰かの手伝いにいかなくて
じぶんの場合はほんとによかったと。
結構いい条件の同業者の下請けの仕事の話もあったんですがね。。。

そういう下請けや日当稼ぎの仕事をしていたら
ずっとそういう仕事しかできなくなります。
それでいい人はそれでいいのですが
ボクはそれが嫌やしたぶん無理なので。。。
よくじぶんの仕事や生活に文句を言ってる人がいますが
それはよーくたどっていくとすべてがじぶんが選んだものなんやなって
最近じぶんをみててもまわりの人をみててもしみじみ思います。

もちろん今でも
「晴」と「雨」の繰り返し。
ほとんどが「雨」なのかもしれません。
「雨」のときに
どんな準備しているのかが
ものすごく大切ですね。
もちろん「晴」のときに
「耕」ってことも。

「晴耕雨読」をイメージしながら
がんばります!



明日は一回目のニワプラストショカン。
緊張するけど楽しみ!!



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2013/09/21

「セカンドリビングのある家」の庭 @赤土建設

8月末くらいにさせていただきました
赤土建設さんの和歌山市にある
「セカンドリビングのある家」の
写真を赤土さんからいただきました! 

かっこいい建物と絡みあうような
そして多趣味なお施主さまをイメージしながら
植栽させていただきました。

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2013/09/20

「吹田の庭」

 ネットからご依頼いただいたお客様で
先週末に工事させていただきました。

ここは旗竿地に建つ素敵な家で
もともと中庭の樹木や下草などがありました。
それだけでもかなりいい感じだったのですが
さらにエントランス部分の植栽を増やして
空間を洗練させて欲しいというのが
希望でありました。

どの部分がもともとあってどの部分が今回に足した部分なのかが
わからないような感じになるようなイメージでつくりました。
バランスとか見え方とか季節感というものを
「整える」という感覚。

自画自賛ですが
さらにいい空間になったかと!

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2013/09/13

「チルチンびと2013秋号」

 今、発売中の
チルチンびと2013秋号(風土社)に
「小阪の庭」の家を担当された
しみず工務店さんが特集され
その中のお施主さまとの会話のなかで
GREENSPACEのことを話してくださってます!
ありがたいことにクレジットもしてもらっております。

ちょこっとですが
もし機会があれば覗いてみてください。

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2013/09/12

「kinfolk」

ここ最近一番影響を受けた雑誌といえば
オレゴン州ポートランドで創刊された
「kinfolk」
今の前の号から日本版が発売されました。
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「kinfolk」とは
家族、友人、隣人といった小さな集まりという意味らしい。
内容は食や暮らし、遊びなどを切り取った
美しいセンスのいい写真が並んでいる。
なんというかとても豊かな世界はひろがっている。
バックナンバーも全部欲しいが
英語なんでどうしようかと悩み中。。。

バックナンバーの話は置いといて
その美しい写真のなかには
外で食事してたり、部屋で食事をしてたりするものが
結構あるんだけど
その背景にある庭や緑や切り花などが
必ず写っていてそれがボクにはものすごく印象に残っていて
なんかそこにこれからの庭のありかたというか
関わり方のヒントがあるような気がしてならないのです。

例えばこんな。。。
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ボクの勝手な意見だけど
庭はやっぱり主役ではないと思う。
素敵な建築があってセンスのいいインテリアがあって
プラス庭もあるって感じ。

舞台でいうなら俳優さんがいて
その背景の舞台美術のような存在ではないかなと。
だからこそ美してセンスがよくなければいけないんだけど。

中心にはやっぱり「人」がいるのだから
ボクらのしごとが終わった時点で
半分くらいできていて残り半分はつかってる人が
だんだんその人らしく庭と付き合っていくのが
一番いいのかなって。

だからあんまり庭の作り手の趣味を印象づける小物やオブジェみたいなのは
もしかしたら庭のポテンシャルを狭めてるとこもあるのでは。。。

しっかりとした骨格みたいなものを
つくるのがボクらの仕事なんかなとか。。。

まぁそんなこんなことを雑誌を楽しくパラパラしながらいろいろ考えています(汗)

いつも思ってることなんですが
もっと日本の人が庭のリテラシーというか
庭に対する目がもう少し肥えてくれればいいのになぁって。

それはボクらの仕事の一つでもあるし
こういう素敵な雑誌があることがすごく大切やなって思います!!


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2013/09/10

「奥池の家」の庭 二期工事

 今日と昨日の二日間で
NRMさんの「奥池の家」にて
二期工事の追加植栽をさせていただきました。

お施主さまと何度か打ち合わせをして
最終的なイメージを共有して
そこに近づけていく第一弾です!
こういうふうにゆっくり一緒につくっていくような形での
仕事の依頼をいただけるのが
いちばんボクらにとってもうれしいことです。

今回は法面部分の敷地に
常緑樹中心の高木を植栽しました。

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(昨年の年末にした植栽といい感じになじみました。)

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(デッキから 敷地の外の緑とつながっていくようなイメージで)

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(正面から。しっかりと水やりをしてくださっているのでかなりいい感じのボリュームになってきました!!)

一期工事終了時はこんな感じです
どこを増やしたかわかりますかね~。

ついでにボクのブログも
このときはほんとに寒かったなぁ。。。


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