庭に関する仕事をする人たちにとって
自分たちのことをどう呼ぶか?どう呼ばれたいか?
この問いは他の職業の方たちなら考えられないと思いますが
結構あちこちでそしてボク自身も考えられてる問題(?)なのです。
「植木屋さん」でいいのではという人と
植木屋さんはちょっと・・・という人もいる。
ボクはどっちかというと後者のほうの立場である。
だからこのブログの最後にもわざわざ毎回
大阪八尾の庭屋です!と書いている。
問題は植木屋さんでいいって人とその呼び方はちょっとという人との
仕事の内容がまったく同じ場合があることなんですね(笑)
少し話からそれますが
ボクらの仕事は一般の人からみて
技術の差がみえにくいという問題というのもありますね。
その話はまた今度にして話を戻しますが
先日も植栽作法
*という本を読んでいても
その中で全国の庭に関する仕事の方たちに
「植木屋さんという呼称について」というアンケートがあり
たくさんの人がそれについて答えておりました。
やっぱりそこでも個々ばらばらな意見・・・。
今日ある雑誌のバックナンバーをみていて
世界を股にかける京都の庭師 北山安夫氏が
その問いについて答えていた。
「作庭家は庭を設計しますが、現場には出ません。小堀遠州や夢想国師などは作庭家です。庭師は自分の作品としての庭を作りますが、現場にもでる。大工でいえば棟梁ですね。庭師の近代版が造園家。植木屋さんも庭を作りますが、作品とは呼ばないですね。ちなみに京都では葉刈屋さんという剪定をする職業もあります。」すごくボクのイメージする回答に近いと思いました。
つまりボクはやっぱり「庭師」とか「造園家」と呼ばれたいし
もちろん呼ばれるようになりたい。
植木屋とか外構屋とは絶対呼ばれたくないですね・・・。
まぁイメージの問題なんですがね。
でもイメージって大切ですよね!!!!!
久しぶりに今日と明日は事務所にいます。
事務所でやらなればいけないこともたまってます(汗)
月曜日からは大阪市内で庭のリフォームが待っております。
よしやるぞ~!!!!!
大阪の庭屋 GREENSPACE CO.LTD.
http://green-space1991.com