2010年の抱負！

2010.01.16 Saturday

 ようやく少しずつ仕事モードになってきました（汗）

早速ですが
新しい年を迎えてから
今年の抱負は何にしようかと考えていたのですが
「一歩後退してもいいので原点をみつめなおす」
いうことにしました。
庭づくりという仕事はなんであり、庭師とはなんであるのかを
しっかり見つめ直す一年にしたいと。

景気もこんなだし世の中も変化してきています。
30~40年前の一般住宅の「庭」は
車や家と同じくらい
その家族、人を象徴するものだったと思います。
ええ姿のマツやマキの木そして大きな庭は
当時の成功・夢そのものだったのです。
そのころの造園屋さんはいかに景気がよかったのかという話を
先輩方から本当によく聞かせてもらいます。
まさに今の中国ですね。
残念ながら日本の庭や樹木はそういう象徴ではなくなってしまいました。
ボクら造園屋は大げさに言うとその呪縛から抜け出さなくてはいけません。
そのことをしっかり自覚しないといけないと思います。

これからはボクが思うに一般住宅の「庭」も
アガデミックな関心やアートに関心があるクライアントのみしか
望んでつくろうとしなくなるのはないかと。
ボクらのつくる庭も努力してその場所まで昇華しなければ
仕事はいずれ間違いなくなくなる。
当たって欲しくない予想ですが・・・。
そういうものをつくれる庭師になるにはどうしたらよいのか？
ここ2~3年ずっと考えて悩んでいることです。
そういう時こそ原点に帰るというか基本に戻ることが
ボクは大切なんじゃないかなって去年くらいから
できることから始めています。

「一歩後退してもいいので原点をみつめなおす」

今年もしっかり前を向いて進んでいきます。
「庭」をつくります！




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