2013/11/18

「GARDENING研究会#11月」

昨日の日曜日は武部さん主宰の月の一度の
「GARDENING研究会に」
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今回は
スペインのカタルーニャ地方の伝統的なレンガ積みの工法である
カタルーニャボールトまたはカタランボールトの話。
参考 (まぁそれでググってもらえればいろいろ出てきますが。)

ほんと武部さんが実際にスペインで撮ってきた写真を
スライドでみせていただきましたが
まさしく空中に積んでいくという感じでした!
ガウディの建築やドーム構造の建築が
こういう伝統工法が生み出されていったことが
すごく興味深かったです。
そしてなんかじぶんもチャレンジしてみたいなぁっていう
そんななんとなくのインスピレーションが。。。

惜しげも無くいろんな技術、知識、情報、経験を
毎回ボクらにシェアしてくださる武部さん。
そして今、間違いなく庭業界で一番注目されている仕事をされている荻野さん 
そして古川庭樹園の古川専務さん
ほかにもたくさんの先輩方がいらしゃってるのに
なんていうかいい意味でフラットな場。
いつも思うのですが
今、この時期にこの年齢で大阪でこの仕事してるのは
ラッキーやなぁって!
研究会に参加したいなぁって迷ってる方がいたら
絶対に参加したほうがいいですよ。
(もし武部さんや研究会との接点がなければボクに連絡くだされば!!)

そのフラットさを物語るような
参加される西村くんが先日ブログで書いていた悩みのことを。
西村くんはまだ20代だったと。
庭をつくるというのは日々悩みの連続で
また自営業というのもまた悩みの連続だと思う。
ボクらも30歳で父の取引してた仕事(いわゆる外構工事)を
すべて断って一からはじめようとおもったときもかなりの決断やったし
それからたぶん5年くらいずっとあまり仕事がなくて
ほんとかなり悩みっぱなしの毎日だった。
久しぶりに読んでみたいのだけど
こんなブログを書くだけでもじぶんでは一大決心だった。(たぶん書けるまで一年以上かかってる。)
それからたった三年半だけど、あらためてなかなかじぶんなりにおもしろい三年半やなって。

先日、荒西さんがトークイベントでも話されてたと思うのですが
すごく共感するところがあって
「『一段ずつ階段を登るってことが大切』ってことは
誰もがわかってることなんやけど
実際にそれをしている人って案外そんなにいないのでは」
みたいな内容の話やったと。
いつもじぶんは研究会に参加させてもらって肝に銘じていることなのだが
大先輩である
武部さん荻野さんのお話を実際に聞くことは
今、じぶんの悩んでることの求めていた答えを
もしかしたら簡単に教えてもらえたり、またはそのヒントをもらえるかもしれない。
ただそれでわかったとかその哲学を簡単にじぶんの言葉のように話してしまうことは
本当に気をつけないといけないなって。
10段目くらいにいる先輩の哲学や考えや言葉を
1段目にいるじぶんがそのままつかっても
なんにも響かないし伝わらないし
もしかしたらそれはマイナスの意味に伝わってしまうことも。
10段目にいる人はこんな風に考えてるのだから
じゃあそこを目指すにはどうやってそれにつながるかもの
次の二段目にどういったらいいのかを
ボクはいつも考えるようにしている。
たぶんそれはそんなにむつかしいことでもなく
ものすごーく日々の積み重ねの地味なことだと。
一段くらいの差しかなかったら
あんまりだれも気づかないけど
その差が2段3段となっていったらやっとそこで
じぶんのことを社会がみてくれる機会がふえるのかなって。
そう思いながら日々、ボクは次の段を
かっこわるいかもやけど貪欲に目指している。

なによりGARDENING研究会に参加して
プラスになることは
10段目があることを身をもって知ることができることだと
ボクは思う。
あきらかに自分よりもすごい人がいるってことを知ることは
ボクにとってはワクワクすることなのかもしれない。

そしてそして
昨日の研究会のなかで
ちょっと時間をいただいて
最近のニワプラスの活動のことを話す時間をいただきました!
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三回の「ニワプラストショカン」のこと。
木村家本舗さんでさせてもらった「庭的晩餐」のこと。
一応ボクがスライドの資料はつくっていったのですが
その日に参加しているニワプラスメンバーに
前もってここはお願いしますと頼んでおいで
それぞれがじぶんの感じたことなども含め
発表していうような形をとらせてもらいました。
そこで感じたことは
かなりえらそーなんですが
みんなじぶんの考えを話すことが格段にうまくなってきたなぁって。
もちろん武部さんがそういう場をみんなに与えてくれてるってこともあるけど
やっぱりニワプラスをすることで
話するのがうまい人と会うことができるし
またじぶんの意見を求められる時も多くなる。
求められなくてそういういつ順番がまわってくるかもしれない場に
いることが多くなるので考える。
ジワジワとですがニワプラスメンバーが力をつけてきているなぁって。
(度々えらそーですみません。)
もしかしてニワプラスとして一段だけ登れたんちゃうかなぁって。
なんかそんなふうに感じることができて
これからが楽しみやし、いろんな可能性があるなぁって。

みなさんニワプラス入ったらきっとええことありそうですよーw
 
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