2013/11/06

「ニワ・プラス・トショカン~Ⅲ」後記  @奈良県立図書情報館

雨上がりの3日の祝日に
奈良県立図書情報館
「ニワプラストショカン~庭でニワを語る~Ⅲ」
がありました。
前回のⅡのハナムラチカヒロさんから一週間後という
ボクらにとってはなかなかハードなスケジュールでした。

ちなみにボクらニワプラスにとっては
これで13回目のイベントということに。

今回のゲストは森の案内人そして庭師である
三浦豊さんでした。
ボクらはコメンテーターで
ファシリテーターはもちろん
ならそらの山本あつしさん。

まずはアウドドアフォーラムではありますが
毎回インドアでのゲストの方による
スライドをつかったお話から。

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今回は最初に少しだけニワプラスとはなんぞやという話をさせてもらう時間をいただきました!

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萬葉の知之くんががんばってくれましたー!!

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左が山本さん 右が三浦さんです。

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素敵な森のスライドと共に
三浦さんがなぜ「森の案内人」をするようになったか?
につながっていくご自身が歩んでこられた人生のお話を。

三浦さん曰く、その話の心象風景を表したという
スライドの写真とリンクしてるのか
してないのかの微妙なとこがまたおもしろいw
(こんなスライドの使い方ははじめてみました!)

これはボクもいつも考えてるんことだが
「いい庭とは?」という話や
パーマカルチャーの話や出会った森の話を。

やっぱりなんていうか
実際に体験した人の話ってのは
独特のパワーみたいなものがあって
5年間ひたすら日本中の森を巡っていた三浦さんの言葉は
みんなを引きこんでいくものだった。

それからみんなで図書館の庭にでて
この日は森の案内ではなく
三浦さんによる庭の案内へ。
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外にでた三浦さんは
まさに水を得た魚のように
さらにパワーUPです!!

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図書館と隣の小学校の間の
なにげないというかみんなから見向きもされないような場所の植栽なんですが
そこには
その場所の潜在的な樹木と里山の樹木と人が植栽した樹木が
重なるように植えられている(はえているかな)という話を。
そういう視点で樹木をみることがほとんどないので
驚きだしおもしろかった!!
 
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この場所では湿地の植物の日米対決がおこっているとの話をw

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人が植栽した間からは
もともとこの場所にはえてた樹木の芽がどんどんあちこちから。
もとに戻そうとする自然のチカラってすごい。
そしてそれを味方にできる庭をつくりたいなって。

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植物の名前を覚えるにはどうすればいいか?
とかその植物の自生地を知ることの大切などの話を。

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右のカツラと左のケヤキを見比べる。
ほんとなーるほどでした。

そしてそして
また場所をインドアに移して
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みんなで円になってクロストークの時間を。
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和気あいあいとリラックスした雰囲気のなか
ボクも失礼を承知で
思っていることひっかかっていたことを正直にいろいろとしゃべらせていただきました。

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ニワプラストショカンの一回目のゲスト佐藤さんも参加してくださいました。

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みんなそれぞれに思ったことを。
こういう場って大切ですし
そういう空気をつくれたのはよかったなぁって。

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三浦さんは同年代やけど
ピュアでロックで素直ででっかい素敵な人でした!!
最後の最後まで人が残って話をしていて
ほんといい時間やったなぁって。

最後に三浦さんが
みんなのミシマガジンで連載中である
「木のみかた」ってコラムは
かなりオススメです。

これでとりあえず予定されていた
三回の図書情報館での
ニワプラストショカンは終了しました。
かなり不安だらけだったのですが
山本さん乾さんゲストの皆さんの助けがあって
すごく楽しくさせていただくことができました。
ニワプラストショカンはできればほそぼそとでも継続していけたらうれしいなぁっていうイベントです。
「続ける」「持続する」ってことは難しくそして大切なことやなぁって最近つくづく思っております。

このニワプラストショカンをやってて思った野望なんですが。。。
この図書館の庭が
いつか関西の庭100みたい(例えばそういうのがあればw)的なものに
選ばれるような庭になったらいいのになぁって。
またなるべきなんちゃうかなぁって。
眺めて美しい庭はいくらでもあるけど
こんな風に庭を中心に人があつまってつかって考える
みたいな庭ってほかにあんまりないのではって。
そんなふうになっていったらいいのになぁって。
じゃあ庭の世界にもものすごく明るい未来が待ってるような気がすごくするんです。

ニワプラストショカンに参加してくださった方々
本当にありがとうございました。
 
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