2012/09/28

「つくる」ということ。

 よくデザイナーと呼ばれる人たちと話をしていて
「つくる」という感覚が庭師はちょっと独特やなと感じます。

ボクらのつくるは
デザインをして
プレゼンテーションして
現場で作業して
そしてそこから管理(手入れ)をする。
って感じです。
(もちろん管理から入って手入れでつくっていくということもありますが
ここでは置いといて)

ボクも数年前に
たくさんの庭師との出会いがあって
「あーオレはつくってないな。。。」と
その時に痛感させられました。
そのときのつくってないと感じたのは
あまりに簡単に当たり前に既製品を使ってしまっているということに
対してでした。
それからは
例えば石ひとつにしても
採石場へいって
なにも加工されてない石を買って
それに手間をかけて使用し
この石がどこの石なのかをしっかり説明することを大切にしてます。
そのほかにもいろいろとあげればキリがないのですが
この数年間
「つくる」ということにまっすぐ取り組んできました。

この庭師独特の「つくる」に
ボクらの仕事の魅力があると思っておりますし
もしかしてここにしかないのかもしれません。
これはある意味曖昧やけどとても大切なことやと。

最近いろんな異業種の方を知り合うことが増え
いろんな世界の「つくる」をみせてもらってます。
そしてすごく尊敬できる人との出会いもたくさんありますし
もちろんニセデザイナーやなという人との出会いも結構ありますw

これからもボクらなり庭師なりの
「つくる」を表現していきたいな。

なんやかんや言いましたが
この「つくる」ということが
すごく楽しくておもろいってことなんです!!

IMG_1050.JPG

今週も「宝塚の庭」つくっております。
いい雰囲気になってきました!




大阪八尾の庭師
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