2014/01/09

「庭考」

休みの間にいろいろ考えてたと昨日書きましたが
まだまったくなにも見えてないですが
こんなことを考えた!というひとつを。

インテリアと言うのが正しいのか
室内空間と言ってらいいのかわからないのですが
例えばひとつの空間のなかに
ミッドセンチュリーの家具があったり
李朝の焼き物が置いてあり
アフリカのお面があり
民藝があったり
現代アートがあったり
焼き物があったりそば猪口があったり編んだカゴがあったり
最新の電化製品があったり
そのとなりに作家さんのてづくりのものがあったり

なにが言いたいのかというと
室内空間はかなり自由に
時代や国とか素材とかいろんなものがごちゃまぜになっていて
デザイナーやオーナーは
そのなかでひとつのセンスみたいなものでその空間をつくっていく。

庭の世界はまだまだ
固定観念がたくさんあって
自由ではないのではと。

逆に考えるとそこが重要ということも言えるが

ボクはもっと自由なものをつくりたいなって。

なんかそういうのを
それを飛び越えたものをつくりたいなって。
そうするには
庭しかみてなかったらダメだし
ちゃんと庭をみてなくてもダメだ。

「なんで?」と聞かれて
答えられることももちろん大事だけど
答えなんてないものをいいんちゃうかなぁって。
言葉にはできなくてもいいものはあると。

じぶんの中では
一昨年につくらせてもらった
「宝塚の庭
のような感覚のものをつくれたらなって。

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あそこは
昔からある工法の土塀をつくって
その土塀の笠はあえて鉄板で
日本の山の
やわらかい雑木を植え
下草もできるだけ斑入り種などはつかわず緑の葉を中心にしたなかで
シルバーの南米の植物のアガベ・フランゾシニーを。
小さな川が流れてて縁側があって
柳宗理のエレファントスツールがある。

混ぜること、混ぜ方に意味があると思う。
今まで嫌というほどつかわれてきたもの
まったくつかわれてこなかったものを
「今」という時代にもう一度チューニングしなおして
もっと感覚を自由にして庭づくりをしていけたらな。

それとは別に
じぶんの中ではいろいろ迷いがあったのですが
「ポップさ」っていうのも
やっぱり大事にしていかなければいけないなぁってことも
感じたのですがそれはまた別の機会にします。。。。



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