オレゴン州ポートランドで創刊された
「kinfolk」
今の前の号から日本版が発売されました。
「kinfolk」とは
家族、友人、隣人といった小さな集まりという意味らしい。
内容は食や暮らし、遊びなどを切り取った
美しいセンスのいい写真が並んでいる。
なんというかとても豊かな世界はひろがっている。
バックナンバーも全部欲しいが
英語なんでどうしようかと悩み中。。。
バックナンバーの話は置いといて
その美しい写真のなかには
外で食事してたり、部屋で食事をしてたりするものが
結構あるんだけど
その背景にある庭や緑や切り花などが
必ず写っていてそれがボクにはものすごく印象に残っていて
なんかそこにこれからの庭のありかたというか
関わり方のヒントがあるような気がしてならないのです。
例えばこんな。。。
ボクの勝手な意見だけど
庭はやっぱり主役ではないと思う。
素敵な建築があってセンスのいいインテリアがあって
プラス庭もあるって感じ。
舞台でいうなら俳優さんがいて
その背景の舞台美術のような存在ではないかなと。
だからこそ美してセンスがよくなければいけないんだけど。
中心にはやっぱり「人」がいるのだから
ボクらのしごとが終わった時点で
半分くらいできていて残り半分はつかってる人が
だんだんその人らしく庭と付き合っていくのが
一番いいのかなって。
だからあんまり庭の作り手の趣味を印象づける小物やオブジェみたいなのは
もしかしたら庭のポテンシャルを狭めてるとこもあるのでは。。。
しっかりとした骨格みたいなものを
つくるのがボクらの仕事なんかなとか。。。
まぁそんなこんなことを雑誌を楽しくパラパラしながらいろいろ考えています(汗)
いつも思ってることなんですが
もっと日本の人が庭のリテラシーというか
庭に対する目がもう少し肥えてくれればいいのになぁって。
それはボクらの仕事の一つでもあるし
こういう素敵な雑誌があることがすごく大切やなって思います!!
world-architects* (イングリッシュな情報)
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