2011/07/23

愛のある庭を。

まだお会いしたことはないのですが
ボクがいつも楽しく拝見させてもらってる
庭師の方のブログでのことなのですが
その方の新しくつくられたお庭の記事のコメントを
偶然目にする機会があって
そこにはある方が(誰だかは知りません)
その庭に対して
「流行やトレンドなどに流されていて
商業化してて
非常につまらないものだ」
みたいなことが書いてありました。

ボクが見る限り
その庭はそんな簡単にできたものではなく
ある程度以上のしっかりとした時間を費やして
つくられた庭です。

それをみたボクは
この書き込みをその庭のお客様がみたら
なんて思うのか・・・。

絶対にお客さまにはみせてはいけない。

コメントした人はそのことを想像して
書いているのか。

いろいろ考えてしまって

その庭師のかたには
ちょっと失礼だと思ったのですが
コメントの方に対して
我慢できずに
匿名でコメントをさせていただきました。
(もちろんコメント主に対してです。)

そしてじぶんのブログに書くかどうかも
迷ったのですがやっぱり書くことに。。。
(迷ったときは進むことに・・・)

ここはお客さまやいろんな方が目にする場所で
そういうことを言うのはちょっと考えていただきたい。
その庭はその施主様を表すものだから。
もしも愛情をもってコメントされているのであれば
直接会って「つまらなかった」と言うか
最低でも電話、メールにすべきではないかと。
そしてそのブログの庭師さんにとっても
ここは対等の舞台ではないと。

実際に現場をみたわけでもなく
どんな依頼でどんなお客様かもわからない人が
ブログの写真をみただけで
「つまらない」って
それはまったく庭の見方として
違うのではないのかなって。


そんな感じのことを。



ボクらの仕事は
お客様に喜んでいただく庭をつくることが
一番大事です。
なによりもそれが大切なことです。
それが使命だし
すごくプレッシャーでもあるのです。

社会であったり世間であったり
ブログを見てくれる人であったり
同じ庭師の人であったり
そんな方々にスゴイって言ってもらえるような
ものを目指して庭をつくるわけではないのです。

お客様の想像を越えた庭をつくること。
「想像していた以上の庭になったわぁ!」
そう言ってもらえた時が一番うれしいし
ボクはいつもそこを目指します。
その言葉のために
弟と険悪なケンカしながら(笑)図面を書いて
暑い中も寒い中も
毎日毎日コツコツと
地味につくっていくのです。

おおげさな言い方をすれば
みんながダメっていっても
お客様がすごく喜んでくれれば
それはいい庭なんちゃうかなとも。
これはすこしおおげさですが・・・。

もちろんその後に
社会から世間からもまわりの庭師からも
評価いただければそんなに最高なことはありませんが!

ほとんどの人が
一生に一回のマイホームの庭づくり。
ボクらはそんなすごいことに関わらせてもらってるのです。

お客様の描いた夢を形にする仕事。

庭はその家族をあらわすものなっていくだろうし
その家族の生活にずっと寄り添っていくもの。

庭で世界をかえてやる!
なんて大きなことはボクは言いません。

お客様からさりげないけれど
ずっと愛される庭をつくっていきたいですね!!

そういう仕事をコツコツしていきたいのです。





大阪八尾の庭師
GREENSPACE CO.LTD.

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