インターネットからご依頼いただきました。
施主様夫婦そして三人のお子さん
おじいちゃんおばあちゃん
妹さんの８人の大家族。
家は3年ほど前に
新築されて南側のお庭部分は
外構の工事やデッキの工事はもうされていて
家庭菜園やブランコや物置もあって
そこにプラスする植栽を考えているということでした。
いろいろお話させてもらって
「遊」「食」「匂」「触」「懐」
というものをテーマにしながら
お子さんの成長に合わせて完成していくような
つくりこまない「あそび」「間」を残した
土の匂いのするような庭に
そんなものをつくろうということになりました。
デッキから小石の通路を渡って
みどりの小山にある
石の平均台をのぼっておりて
また小石の通路を渡って
デッキに帰ってこれるという
お子さんのための空間を中心に
のこってた材料でつくった
おばあちゃんの菜園との間に
垣根兼ふとん干しをつくったり
デッキでたばこを吸うのが日課の
おじいちゃんのその場所が
特等席になるようにとか
たくさんの収穫をねがって
果樹の苗木を植えたり
どんぐりのなる木を植えたり
紅葉したり花が咲いたり
手入れして木登りの木も
育てていく予定だったり
いつもは結構グランドカバーを植栽するんですが
おばあちゃんがすごく花が好きなかたのなので
ほとんど植えず
土の部分をあえてたくさん残したりとか
そんなことを考えながら
いつものじぶんたちとは
ちょっと違った雰囲気の庭になったなぁと。
施主様の理解もあって
いろいろ楽しくつくらせていただきました！
どこかなつかしい感じの空間になればな
なんて思ってます。
そしてそして
お子さんがもう少し大きくなったときに
この庭をそのままいかして
今より少しだけ
眺めることのできる庭に
させていただけたらなぁって。
これからも長いお付き合いをさせていただけるので
じぶんたちも楽しみな庭がまたひとつ出来ました！
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