2011/06/14

白井晟一展と何必館。

 先週の土曜日の11日は
仕事の合間で天気も悪かったので
ひさしぶりに半ドンにして
ひとりで京都へブラブラと。

まずは
京都工芸繊維大学でやってる
建築家 白井晟一の「精神と空間」展へ
ちょっと前に読了して
どうしても行きたかった展覧会である。

写真、図面や書や模型の展示が中心に。
実際に生でみてみると
本当に繊細で細かなもちろん手書きの図面や
力強い書、言葉のもつ重み
彼の建築が持つ重さ、素朴さ、強さ
光と影、静けさそして自由さ
じぶんは専門的なことはわかりませんが
いい勉強に。

間に天下一品を食し・・・。

次は
「何必館」に移動して
展覧会のハシゴを。

MAYA MAXXの「動物園」という展覧会が

展覧会もおもしろかったのですが
やっぱり5Fの光庭と
地下の魯山人の言葉と生け花が
すごく印象に残った。

特にやっぱり「光庭」
そこにあるソファーにゆっくり座って
いいなぁって思いながらゆっくり眺めていた。

すごく時間とか流れというものを感じた。

そこには
そこで大昔の時がとまってるいるような感覚もあるし
また
なんというかじぶんが過ごしているこの今を
どんどん追い越して流れていってるような感覚が。

なんというか
過去も未来もわからなくなるような庭。

時代とか宗教とか文化とか流行とか作者のメッセージとか
はたまた個人のちっぽけな悩みとか
すべての超越したもの。

だからじぶんはそんな庭を前にしたとき
時を忘れてすべてを忘れいつまでもみとれてしまう。

ある人は永遠のモダンという言葉をつかってその感覚のことを言っていたのかも。

言葉にするのはとてもむつかしいけど
なんかそんな気のながれてる庭でした。





大阪八尾の庭師
GREENSPACE CO.LTD.  
タツミコウゾウ twitter♪
http://green-space1991.com

0 件のコメント:

コメントを投稿