2015/09/07

「植木屋とリベラル」

お盆前そしてお盆明けもかなり忙しく
それにかまけて気付けば1月くらいブログがご無沙汰になってました。
特に8月はいろんな人にあって話をして
planをさせてもらったなぁって感じです。

建築専門の雑誌や
CASAやBRUTUSでも
緑や庭の特集を数年前からみかけますが
今がピークなんちゃうかくらいみかけます。
そのブームに乗れなかった自分はまだまだやなとも。
(ブームになんて乗らないほうがいいという話もありますが
そもそも乗れないヤツが降りるという決断なんてできないと。
まぁ乗ってから言えってことです。。。)

IMG_1538.JPG

そんななかで最近特にじぶんが思うのは
やっぱりボクは
「植木屋」なんやなぁって。
子どものときから親に植木屋の息子として
育てられてきたんやなぁってことあるごとに思うことが。
アーティストやデザイナーや作家とはやっぱり根本がまったく違うし
「先生」なんて呼ばれるのはご勘弁くださいです。。。
庭師とかガーデナーとかそのへんは
その都度柔軟に求められる呼ばれ方をしたらええかとは思うけど。
植木を売ってるから植木屋で庭をつくってるから違うのではとか
いろいろ考えたりすることあったけど
まぁしょーもない屁理屈抜きでじぶんはやっぱり植木屋なんやなって。


あえて言うなら今という流行りにながされながらも
いつも真ん中でいたい。(右、左でいうならリベラルでw)
庭でじぶんを表現したいというよりも
お施主様や依頼主の希望によって
柔軟に右であったり左であったりなものをつくれたり
希望にうまいこと乗っかれるのがプロやなって思う。
そしてそれをおもしろがれるチームをつくっていきたいなって。
あまりになにかを表現したい(表現できると思ってる)庭師が多すぎる気もする。
そこにないものをつくることももちろん大変だけど
どこにでもあるけど、センスや質のいいものをつくるってことはすごくむつかしいこと。
そのズレの蓄積が実力だと思う!!
一方向への偏りしかないのはめっちゃそこだけ切り取ったら
その作業や仕事はクリエイティブなように見えちゃうけど
ほんとは楽やしやっぱりつまらないなって思うな。
肩の力を抜くむつかしさっていうんかな。

つくった庭や読んだ本やお盆休みのことあるはずやったのに
こんなブログに(汗)
 
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